
こんにちはyuzuです。
最近、週1で美容医療始めております。
先日友人の美容皮膚科の医師に1日かけて研修頂きました。
※研修代は無料、ありがたい!(^^)!
やってみたのは
- ピアス(イアーロブ、トラガス、インダストリアル、へそぴ)
- ミラドライ(腋臭、多汗症の治療)
- ボトックス
- 脂肪溶解注射
ボトックス以外は手技がそれほど難しくないためかあまり教科書にも載ってないんですよね。
研修が結構ためになったので、その感想を記載したいと思います。

ちなみに既に「レーザー脱毛」、「ダーマペン」は行っておりました。
行っていると言っても、
上記2つは看護師さんが入念なカウンセリング、施術をやってくださいますので
実質、僕は5分ほど副作用の説明をするだけです。
これは誰でもできます。

「レーザー脱毛」「ダーマペン」「ピアス(イアーロブ:みみたぶ)」
のみのクリニックもありますので、まずはそちらから始めるのもいいかもしれませんね。( ^^)
ピアス
やってみると、そんなに難しい手技ではありませんでした。
単純にいうと局麻する場所としない場所、ピアスガンであける場所とサーフローで開ける場所の違があるくらいです。
イアーロブ

まず、一般的なイアーロブ(耳たぶ)ですね。
これは麻酔も使いません。
診察室でアル綿で消毒して、
ピアスガンでバチン!!で終わりです。
患者さんも痛みはないようです。
位置的には中心よりやや下外側が基本ですが、つけるピアスの種類にもよります。
位置に関してはナースさんが、患者さんと相談してマークしてくれるので
医師はマークに合わせてピアスガンで穴をあけるだけです。
ちなみにピアスガンは穴をあけると同時に
ファーストピアスを打ち込んでくれるので、、、ほんとにボタン押すだけです。
トラガス、アンチトラガス、ヘリックス

上記に関してもピアスガンでOKですが、軟骨を通す痛みがあり麻酔が必要です。
1%キシロを使います。軟骨の前後にトータル0.2-0.4㏄です。
注意点は麻酔入れすぎると周囲の血管から出血するので麻酔を入れすぎないことです。
麻酔を入れた後は、イアーロブと同じくピアスガンでバチン!!です。
インダストリアル、へそぴ

こちらは麻酔をした後にサーフローを使います。
サーフローは内筒を抜いた後に外筒にピアスを通すので16Gなど太いのを使用しました。
インダストリアルは2つの穴に長い棒状のピアスを入れるものです。
2か所に局麻した後、サーフローで2つの穴を貫通つなげ、外筒に棒状のピアスをとおし、
片側をナースさんにとめてもらいます。
印象的には耳の上側が結構出血します。圧迫で止まりますが、一度見ておくといいかもしれません。
へそに関しても同様でへその内側から上の皮膚に向かって局麻し、同じルートを16Gのサーフローで刺します。
へそぴは弧を描いてます。それに対して直進のサーフローで穴をあけるので、へその上の皮膚をつまみながら、やや斜め上に向かってサーフローは貫きます。
また、皮膚が厚いのでピアスの先端がつまめないくらい少ししか出てこない場合とおなかのへこみ具合で貫いた先端が皮膚に埋もれてしまいますので、ナースさんが固定するまでペアンやヘガールでピアスの先端をもっておくことをお勧めします。
ちなみにへそは意外と出血しません。
舌ぴ

舌のピアスは出血や感染のリスクがあり、指導してくれた友人は行っておらず、今回はやりませんでした。慣れてる美容皮膚科医がやらないのであれば手を出さない方がいいかもしれませんね。こちらは機会があればまたレポートします。
ミラドライ

ミラドライは一般臨床をしていると、あまりなじみがないかもしれません。
腋臭や腋窩の多汗症に対する治療です。
具体的に言うと、腋窩にマイクロ波を照射して汗腺を破壊します。
電子レンジの美容医療への応用みたいなものです。

重要なポイントは照射部位にかかる橈骨神経障害を起こさないことです。
そのためには麻酔時に皮下組織に十分に厚みを持たせ、神経までマイクロ波が届かないようにすることです。
1%キシロ20㏄を生食100㏄に溶いて両脇の腋窩の皮下組織にうち十分に膨隆させます。
とくに、やせ型で腋窩がくぼんている人は注意でトータル120-150㏄使うこともあります。
まずは腋の毛の生え際から1cmに上下左右4箇所マーキングします。
次に付属のサイザーで照射範囲を決めます。

女性が縦80cm,横60cm
男性が縦100cm,横80cmがおおいです。
次に大事な麻酔の皮下注射です。
ちなみにマーキングしてから位置を確認しながら皮下注射する先生と皮下注射の膨隆でマーキングがズレないように皮下注射してからマーキングする先生がいますが、メーカーは後者推奨のようです。

カテランを根本で曲げて上下左右からファンニングするようにまんべんなく皮下を盛り上がらせます。ここがめっちゃ大事です。
そして、ラインにそってプローべをあてて、緑のボタンを押します。照射、冷却で1回40秒、1ラインに対して上下2箇所あてますので、片腋40秒×2箇所×9ラインで720秒、10分はかかります。

プローべは皮膚を吸引してから照射するのですが、上腕側は意外と皮膚の陥凹で陰圧かかりません。最初の4秒は吸引の調節時間なのでプーべを上下に倒してみたり、プローべ上下の皮膚をひきよせてみて調節します。
片方終わる事に指の動きを確認し、神経障害の有無を確認します。
ボトックス

ボツリヌス毒素による筋肉の収縮抑制を利用してシワを治す治療です。
シワの治療というとヒアルロン酸もありますが、ヒアルロン酸は血流障害などの副作用あり、デザイン力がいる反面、ボトックスは決められた場所に打つだけで効果あり、ヒアルロン酸に比べ安全です。
前頭筋

額のシワはニーズがおおいです。眉上1cm以下もしくは前額部下1/3は眼瞼下垂のリスクあり避けます。簡単にいうと額にシワを作った時の上のシワに左右2箇所、真ん中2箇所、真ん中は1cmはなして更に下に2箇所打ちます。骨膜上に打ちますが、骨膜に針を押し付けると痛いので注意です。
頬筋

強く噛んだ時に膨らむ頬の筋肉をつまみ、上下左右に筋肉内に4箇所打ちます。皮下注射用の針で打つと結構深くまでいれます。筋膜を破った感覚があります。
脂肪融解注射

インスリンと同じ皮下注射です。今回はミケランジェロを使いました。本当に単純にお腹の肉を摘んで皮下に注射します。
実際に打ってみると皮下に大量に打つのは結構固く広い範囲に打つと結構指がつかれます(笑)
あと翌日確認したら皮下注射で黒くアザになってました。事前に説明した方がいいですね。
まとめ
ヒアルロン酸以外は1度、見てしまえば難しくはない治療です。機会があれば1度やってみるとバイトの幅が広がるかもしれません。
ちなみにこの日の私の売上はなんと300万でした(笑)恐るべし、美容のチート能力!
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