訪問診療を始めると病院生活では出会わなかったような様々な業種の人にお会いしますが、、、
そんな中でも自衛隊出身の准看護師さんと一緒に働く機会があります。
現在は海上自衛隊出身のナースマン二人と働いております。
自衛隊に入隊されていると、准看護師の資格を取れる機会があるみたいですね。
准看護士をとった後は、衛生兵としての立場を担うようで、
例えば部隊や海上自衛隊だと戦艦に何人いなければならないなどの規定があるようで、非常に重要な存在みたいです。
ちなみに正看護師もとれるようですが、かなり狭き門だそうです。
やはり、普通の看護師さんとは違い、病院経験がありませんので薬や手技の知識などはやや低い印象がありますが、、、
やはり、戦闘を想定した訓練を受けているためか、創処置などには非常に強いです。
先日、自宅の玄関で転倒され下腿からかなりの出血をしている患者様がいました。
当職が他の患者様を回っていたため、先に自衛隊出身のナース様に対応頂きました。
到着してみると、下記のような特殊な圧迫止血の包帯を巻いておられました。
直接圧迫してなくて大丈夫かな?とおもったのですが、包帯をとってみるとしっかり止血されておりました。
自衛隊ではこのような現場での止血方法を学ぶようです。
ある意味、病院と違って資材のない訪問診療向きなのかもしれません。
せっかくの機会なので、自衛隊出身のナースマンから創部の応急処置を学んでおきたいと思います。