崖っぷち医師の不動産投資ブログ

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幸せをお金で買う方法

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東京でフリーランス医師をやってればかなりのお金が入ってきます。
当職が2019年の1年間やっての実感です。
では?お金が貯まれば幸せなのでしょうか?

ノーベル経済学賞の受賞者で行動経済学者のダニエル・カーネルマンはアメリカの社会において年収750万円以上はいくら稼いでも、それ以上幸福度は上がらないことを報告しています。
また、ある研究では年収が250万円から2倍の500万円に増加しても幸福度は9%しか増加しなかったとの報告があります。

反対にお金には人間関係をぶっ壊す力が備わっています。
実際に富を得ることで人は他人を遠ざけ、幸福を台無しにする傾向があるとの研究報告もあります。

では?お金は稼ぎ過ぎない方がいいのでしょうか?
お金で幸せになる方法はないのでしょうか?

いろいろと読み漁ったところ下記2つの書籍に答えがありました。

まず一冊目はズバリ「幸せをお金で買う5つの授業(中経出版)」です。

お金で幸福になることは可能なのかを実際の研究結果を交えて論じている書籍です。この本はブリティッシュコロンビア大学の心理学准教授のエリザベス・ダン先生とハーバードビジネススクールのマーケティング学准教授のマイケル・ノートン先生による共著です。NHKでも何度も紹介されている有名な本とのことです。

もう一冊は「幸福優位の7つの法則」

「成功するから幸せなのではなく、幸せだから成功するのである」ということを科学的な研究結果を交えて、わかりやすく、そして論理的に解説している優良本です。著者は ハーバード大学の講師であるショーン・エイカー先生でポジティブ心理学を推奨する先生です。

2冊ともお金の使い方に関しては共通のことを提唱しております

それを、
ごく短く、
端的にまとめますと

「お金は他の人との経験を共有するために使う場合、そして、他の人のために使う場合に幸福を得ることができる」です。

 多くの高齢者に今までに1番よかった買い物は何かを聞くと物ではなく経験を答えるそうです。

自分に当てはめて考えて見ても車や家よりも旅行やマラソン大会が思い出されます。

お金で自分のために物を買っても、幸福になれないみたいですね。\('ᴗ' )>

「金はくさるほどある」って、以前はいつか言ってみたいと思ってましたが、使い道の決まってないお金程、厄介なものはないのかもしれません。

つかえるお金が増えても使い方だけは間違えないようにしたいです✧٩(๑❛ᗨ❛๑)✧

 

-フリーランスという働き方